場所や時間を問わず、様々な方法でフィールドノートを作成

360°カメラで撮影を行う際、より詳細な記録を簡単に残すことができます。モバイル端末で OpenSpaceアプリの『フィールドノート』ボタンをタップし、写真を撮影、説明・画像への書き込み・添付ファイル・期日など、必要な情報をすべて追加するだけ。

OpenSpace が自動で日時情報を付与し、図面上の正確な位置にノートをピン留めします。フィールドノートを作成しても 、360°撮影のフローを中断することはありませんのでご安心ください。

360°撮影を行っていない場合でも、モバイル端末のOpenSpaceアプリからフィールドノートを作成することができます。

図面上で位置と向きを選択し、写真を撮影してノートを作成しましょう。その日の作業の優先順位を明確にするには、『マイノート』をタップすると、自分の担当項目の一覧が表示されます。やるべきタスクを一目で把握でき、スムーズに作業を進められます。

Construction Worker using OpenSpace for 360 Capture

現場にいなくても、フィールドノートは作成可能です。ブラウザからOpenSpaceにアクセスすれば、公開済みの撮影データにいつでも追加で作成することができます。対象の撮影データに移動し、フィールドノートアイコンをクリックしてスタート。文章や画像など、必要な情報をすべて入力できます。また、他の作成方法と同様に、担当者の割り当てやメール通知の設定も可能です。作成したフィールドノートは、指定した位置に撮影データ上で表示されます。

Worker using OpenSpace Field Notes

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「以前は指摘項目に青いテープを貼り、1件ずつエクセルに入力して管理していましたが、フィールドノートでプロセスを一新することができました。とある最終検査では項目がわずか10%から15%に減少しました。」

Kurt Miller(発注者代理人)

画像ベースのワークフローを強化するフィールドノート

大手協力業者、ゼネコン、施主、複数の関係者が、フィールドノートを活用して、記録とコラボレーションを強化しています。進捗報告、品質管理、安全管理に最適なツールです。メールや電話でのやり取りを減らし、特定の課題に関するやり取りを図面上に一元化して保存可能です。フィールドノートは、すぐに対応が必要なエリアや調整会議で議題にすべき箇所を、ブックマークする感覚で使えます。必要な情報にすばやくアクセスすることができます。

詳細な情報付きの指摘の管理

フィールドノートを使えば、課題・不具合・安全上の指摘事項を記録することができます。たとえば、鉄筋保護キャップが外れていたり、ガラスが破損しているといった状況を、どこからでも報告可能です。メモや質問を追加したり、図面・動画・書き込み済み画像・提出書類などのファイルを添付して、簡単かつ的確なコミュニケーションを実現します。ファイルギャラリーにより、複数の画像・動画・添付ファイルの閲覧・追加・更新もスムーズに行えます。

未処理の質疑回答を削減

フィールドノートを活用すれば、未処理の質疑回答が溜まってしまうのを防ぐことができます。OpenSpace上で視覚的な参照情報とともに、質疑を迅速に定義・記録できます。フィールドノートのエクスポート、画像のダウンロード、PDFレポートの作成など、設計チームに必要な情報をすべて整えることが可能です。より迅速な対応を得るために、360°データ内の該当箇所へのリンクを共有すれば、設計チームも問題箇所を正確に確認できます。

Field Notes Decrease Pending RFIs

指摘事項を効率的に記録・クローズ

現場巡回の際にA3の図面を持ち歩きながら、複数の指摘を受けつつ図面上のどこにマーカーやメモを追加すべきかを考えるのは、非常に煩雑でストレスの多い作業です。よりスピーディかつ整理されたプロセスを実現するには、モバイル端末で気になる箇所をその場で撮影しながら、OpenSpaceでフィールドノートを作成するだけでOKです。作成した フィールドノートは、該当するプロジェクトメンバーに共有することで、何をどこで修正すべきかが即座に伝わります。

現場での調整を高速化

フィールドノートに担当者を割り当てたり、通知が必要な関係者のメールアドレスを追加したりすることで、ノートの作成や編集が行われた際に、関係者全員に最新情報が自動で共有されます。ステータス(カスタムステータスも対応)を設定したり、業務範囲や注目ポイントに応じたタグを追加することで、ノートを簡単に整理・分類できます。さらに、フィールドノートの「ゾーン」機能を使えば、部屋や区画といった物理的エリア、あるいは工程フェーズなど、プロジェクトの構成に応じてノートを分類可能です。作成したノートは該当ゾーンに自動でタグ付けされます。フィールドノートにはリッチなデータが含まれているため、必要な情報をフィルターや検索で素早く抽出できます。

外部連携による効率化

Autodesk Construction Cloud(ACC)やProcoreをご利用の場合は、フィールドノートにより日々のタスクやワークフローがさらに効率化されます。Procore ユーザーは、フィールドノートから直接 RFI を作成したり、既存の RFI や観察事項にリンクさせたりできます。これらの更新内容はOpenSpaceにも同期されます。同様に、ACC Build、BIM 360、PlanGrid をご利用の方も、フィールドノートに対して指摘事項や情報提供依頼を作成・リンクすることができます。すべての画像・位置情報は、フィールドノートの内容とともにACCやProcoreに転送され、元の フィールドノートへのリンクも自動で追加されます。とてもシンプルなフローで、二重の入力は不要です。

共有可能なレポートで常に最新情報を共有

アプリやブラウザから、表紙付きのPDFレポートを簡単に作成することができます。ノートは図面の該当箇所に自動でピン留めされ、すぐに状況が把握できます。設計者、協力業者、その他関係者へ配布することで、全員が同じ情報を共有し、必要なアクションを担当者に明確に伝えることができます。レポートは、ステータス・担当者・日付・ゾーン・タグなどでフィルターをかけ、数クリックでカスタマイズ可能です。ブラウザでレポートを作成する際には、フィールドノートに含まれるすべてのコメントや添付ファイルも反映され、状況の全体像を明確に伝えることができます。

フィールドノートの比類なき効率性 — 必要な詳細がすべてここに

ステータス

優先度の設定や対応完了の設定などが可能。自社の運用に合わせたカスタムステータスも作成できます。

メール通知リスト

フィールドノートが更新された際に通知を受け取るメンバーを追加します。

タグ

「建築」「空調」など、自由に定義したタグで フィールドノートを分類。スマート検索やレポート作成にも役立ちます。

ゾーン

図面をさらに分割したゾーンを設定し、部屋・エリア・工事フェーズごとにフィールドノートを分類・検索できます。

期限

ノートに期限を設定することで、対応漏れを防止。リマインダーが通知リストのメンバーに自動で送信されます。

添付ファイル

施工図、提出書類、書き込み済みの画像などを添付して、指摘事項やコメントをより具体的に伝えられます。

写真への書き込み

写真上に文章や図形を追加して、注目ポイントや問題点を明確に伝えます。

説明

画像や課題の背景を説明する自由記述欄です。

コメント

ノート内で時刻付きのスレッド形式コメントが可能。関係者とスムーズにやり取りできます。

担当者

ノートの対応担当者を指定できます。指定されたユーザーは通知リストにも自動追加されます。

PDFレポート

選択した フィールドノートを PDF 形式で出力し、オーナーや協力会社などと共有可能。見やすく整理されたレポートを簡単に作成できます

フィールドノートPDF

モバイルアプリから、単一のフィールドノートをすばやくPDF形式で共有できます。

ギャラリー

画像ギャラリーで閲覧や確認の作業時間を短縮。複数の画像・動画・添付ファイルの閲覧、追加、更新が可能です。

フィルター

ステータス、ゾーン、タグなどのフィルターを活用して、課題の特定や解決に必要なフィールドノートをすぐに見つけられます。

一括編集

ブラウザのリストビュー画面では、タグでフィルターしたフィールドノートを一括で更新できます

外部連携

ACC、BIM 360、Procore、PlanGrid との連携により、タスク管理がよりスムーズに。

BIM比較フィールドノート

(OpenSpace BIM+で利用可能) 現場の状況とBIMモデルの齟齬を、画像とモデルの対比付きで明確に記録。迅速な課題解決をサポートします。

外部連携

(OpenSpace BIM+で利用可能)複数のBIM比較フィールドノートをBCFファイルとしてエクスポートし、BIMコーディネーションソフトウェアへ課題として取り込めます。

詳細を知りたい方へ

実際のOpenSpaceの操作をチェック

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