OpenSpaceの進捗状況追跡機能- 詳細はこちら

自動の映像記録が必要となる理由

建築工事はチームスポーツに似ています。プロジェクトを成功させるためには、計画、設計、および建築の各段階におけるすべてのステークホルダーが目標を1つにし、慎重に計画を実行する必要があります。そのため、過去何百年にも渡り、ステークホルダーは現場に集まり、話し合って決定を下すというプロセスが取られてきました。しかし、昨今の新型コロナウイルスによる世界的大流行はこのプロセスを考え直す契機となりました。現在、あらゆる業界が仕事の進め方をシフトしていますが、建築業界も例外ではありません。かつてのようにステークホルダーを現場に集めるのではなく、発想を逆転させ、現場をステークホルダーのもとに届けるのです。

その第1段階としてお届けしているのが、定期的に写真で記録し、建築現場の「デジタルツイン」を作成するツールです。ステークホルダーはリモートで現場状況を確認し、重要な意思決定を行い、進捗状況を追跡することができます。これまでは、現場すべての映像記録を作成するのに膨大な時間がかかっていましたが、カメラやコンピュータビジョン、クラウドコンピューティングテクノロジーの進歩により、記録作成の自動化[A1] が可能となりました。正確な情報記録作成の自動化は建設業者の作業効率の向上を後押しし、写真撮影・管理に費やす時間を節約します。実際、当社のお客様からもそのような声が数多く寄せられています。OpenSpaceツールには、工事現場2億平方メートル以上の延べ面積を既に撮影してきた実績があります。

新型コロナウイルスの世界的大流行が発生する以前は、当社の技術は「最先端」テクノロジーではあるが、「主流ではない」と広く認識されていました。現在は、ソーシャルディスタンスや現場での新たな働き方への需要がシフトし、見方が変わり、OpenSpaceのようなリモートコラボレーションツールは「必須」とみなされるようになっています。当社はこのような困難な時期に、建設業者の作業継続のサポートができることを大変嬉しく思っています。すべてが「正常」に戻り始めたとしても、写真アーカイブと現場分析を自動で行うテクノロジーは、継続的な利益をもたらすでしょう。直近の数か月間において、建設業関係者にとって特に有益だったのは、現場に行く回数を減らしながら、リモートでの協業作業の効率性を向上させ、進捗状況の透明性を向上させたことです。これは、今後も建設業者のコストと時間を節約し、「正常な」状態でもこれらの課題を解決するのに役立つでしょう。現在、写真アーカイブと分析が応用される場面はますます拡大しており、業務フローの重要な一部となっています。また、重要でやりがいのある建設業務の作業効率も高めるため、このツールはますます普及していくことでしょう。

革新をもたらす触媒

2020年の3月まで、Boldtはウィスコンシン州小児病院のプロジェクトに約225人を配置していました。しかし、「自宅待機命令」が出されたあと、ソーシャルディスタンスの制限を守りながらも業務を継続して遂行するため、ビデオ会議を手配し、工事現場の写真を送信する作業が増えました。OpenSpaceを採用したのは、こうした新型コロナウイルスの世界的大流行下での状況に対応し、ステークホルダー間の調整や最新情報の提供に役立てるためでした。しかし今では、意思決定者が建設現場に行かずとも、現場の進捗状況をいつでもどこでも簡単かつ頻繁に確認できるため、すべてが正常に戻った後でも、OpenSpaceを活用していくだろうと明言しています。

生産性の向上

建設業は利幅が薄い業界です。多くの企業、特に規模が小さく従業員が少ない企業にとっては、新しいテクノロジーを導入する際、投資による利益を速やかに回収する必要があります。前払いで支払う一括費用を減らすことで、収益を確保することができます。例えば、HAP Constructionは、インターン1人にOpenSpaceの使い方を教えるのに20分もかからなかったと言います。3万平方メートルの住宅プロジェクトで撮影してみたところ、OpenSpaceを用いた撮影速度は、スタッフが手作業で撮影するより10倍以上速いことがわかりました。HAP Constructionのチームは2019年からOpenSpaceを利用しています。現場への出入りが制限される状況下で、オンラインで作業の進捗状況を確認し、支払わなければならない分を確認できることは素晴らしいメリットであったと言います。工事現場が「正常な状態」に戻ったとしても、HAPは現場の生産性を向上させ、より正確な記録を取るため、OpenSpaceをこれからも使用してくと言います。

効率性を倍増するツール

Joeris General Contractorsでは、9000平方メートルの小学校改修プロジェクトでの重複作業を避けるため、新型コロナウイルスの世界的大流行が発生する前からOpenSpaceを採用していました。古い建物に新しいシステムを設置する際に工事現場の画像記録とBIMモデルを比較することで、これまで確認できずにいた事項を確認することができるようになりました。[A2] 新型コロナウイルスの世界的大流行により建設現場への立ち入り人数が制限されたものの、OpenSpaceを使ってバーチャルで現場を巡回することにより、施工主と建築家、エンジニア、建設業者間でコミュニケーションを絶やすことなくプロジェクトを進めることができました。自動的に記録を取り、ステークホルダー間のやり取りの手間を省くOpenSpaceを、プロジェクトマネージャーは「効率性を倍増するツール」と呼び、今後のプロジェクトでもOpenSpaceを使用すると言います。

画像記録の自動化とニュー・ノーマル

ここ[A3] 数か月の間、自動化された映像記録ツールは病院、住宅、学校、およびびその他の重要なインフラの建設に影響を与え続けています。ステークホルダーが直接現場に立ち会うことができなくとも、信頼性の高いデジタル情報により、意思疎通し、プロセスを合理化することに役立っています。無論、正常な日常が戻り、プロジェクトが1日でも早く通常通りに行えるようになることを祈っていますが、建設現場への制限が解除された後も、画像記録やAIによる分析の使用は「ニュー・ノーマル」となり、建設業者に利益をもたらし続けるようになるでしょう。遠くない未来、ヘルメットに搭載された小型360°カメラが工事現場で普及し、ハンマーや釘のように一般的に見られるようになるはずです。

OpenSpaceでは、建設業関係者の方々の作業の効率化および費用削減を支援するため、常に新しい方法やテクノロジーを模索し続けています。将来のプロジェクトの作業効率を向上し、または手間や費用を削減したいとお考えなら、是非、OpenSpaceまでご連絡ください。次のプロジェクトについて、お話できる機会を楽しみにしています。